
ぴかぴかままは2人を完全ミルクで育てました。


妊娠中に、あなたはHTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス)の数値が高いので母乳はあげない方がいいですと言われました。
HTLV-1は、血液や母乳、性的接触などで感染するウイルスです。
多くの人は症状が出ませんが、ごく一部の人は 成人T細胞白血病(ATL) や 神経の病気(HAM) を発症することがあります。
日本では特に九州・沖縄地方に感染者が多く、妊婦健診で検査を行い、母子感染を防ぐ取り組みがされています。


母乳があげられないとわかり、悲しくて泣いている私に、ぴかぴかままの夫は



別に、元気に育てばよくない。
その一言に、「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」と、怒りがこみ上げてきました。


産婦人科では、初めから母乳に挑戦しない人はあまりいませんでした。
周りでは母乳の話をしたり、どうしてあなたは母乳を飲ませないのっと入院中のママに聞かれることも。


あの時はとても悲しかったけど、子供たちはとても元気に育ちました。
悲しかったあの日と、そこから見えたこと
産婦人科で初めて「母乳育児ができない」と告げられた日。
とても悲しくて、泣きながら家に帰り、ぴかぴかままの夫に話しました。
けれどぴかぴかままの夫は気にする様子もなく、
「元気に育てばいいよ」と一言。
あの時の私は、その言葉が受け入れられず、
「気持ちをわかってくれない」と落ち込んでしまいました。
出産後も、産婦人科では周りのママたちが母乳に挑戦していて、私だけが端っこでミルクを作っていました。
「どうして母乳をあげないの?」と聞かれたり、母乳の話で盛り上がるママたちがうらやましかった。
さらに義母からは、
「母乳をあげられないなんてかわいそう」
「ヤギのミルクをあげたら?」
なんて言われることも。(今では笑い話です)
でも、ふっと外に出ると、同じように完全ミルク育児をしているママもたくさんいて、「私は何をそんなに気にしていたんだろう」と思いました。
夫の言う通り、元気に育てばいい!
実際に、今わが子は大きな病気もなく、すくすく育っています。
あの日の私は、本当に大事なことを見失っていたのかもしれません。
母乳でもミルクでも――子どもが元気に生きてくれることが一番大切なんですよね。
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